当院について

院長挨拶

院長

皆さん、新年おめでとうございます。

今は新型コロナ感染症の第8波の真っ只中で、地域での感染者や院内の患者さんの対応に加え、家庭内での感染による職員の欠勤によって当院が本来提供すべき医療機能の維持が困難な状況が続いています。それでも、医師、看護師をはじめ、多くの職員が何とか皆で協働し合い、この感染症と共存する医療の現場で、地域の皆様に適切な医療を提供できるよう頑張っているところです。当院の職員の団結した対応に院長として感謝しています。

さて、コロナ禍での医療提供体制では、医療機能の役割分担が不明確で、連携が不足しています。それにより医療機能は分散し、地域での医療提供に不備を生じていることが指摘され、これはコロナ禍以前からの日本の医療の構造的課題と言われたものでした。したがって、今後の地域医療は、感染症対応以外にもこうした病院ごとの機能や役割の明確化、そしてその連携による地域完結医療を提供することが重視されています。

具体的には、紹介患者を中心に入院医療に特化した、主に400床以上の大規模病院に高度急性期医療を集約化する。一方で地域での一般的な疾患に対する診療や相談機能を持つ、地域のかかりつけ医として、主に200床以下の地域密着型多機能病院という存在。そういった役割分担の明確化が誘導されています。単独の病院完結ではなく、複数の病院で地域完結型医療を提供する。そうした流れが急速に進行しています。

また、今後迎える超高齢化社会では、医療に求められる役割が大きく変化します。医療の目的は「治す医療」から「治し、支える医療」となり、生活の質を重視し、生活を犠牲にしない医療が求められます。「治す」に特化した高次機能・専門治療機能、他方では「治し、支える」を担う在宅医療・地域医療を支える機能の担い手という二つのベクトルが生まれています。さらに、「治し、支える」は医療だけでは実現できないため、医療・看護・介護・生活支援、包括ケアが必要となり、多様な専門職種の連携・協働による地域包括ケアネットワークの実現が必要です。

当院は、整形外科、消化器病(外科・内科)、眼科、小児科など、強みのある専門領域では、高いレベルの専門医療を提供すると同時に、紹介状なしで受診できるかかりつけ医機能を持つ地域密着型病院としての役割を担うべきと思っています。受診を断らない。地域の皆さんにとって身近な病院で、高齢者に優しい病院でなければならないと考えています。

コロナの収束は全く不透明で、当面この感染症と共存する世の中になっていくと考えていますが、当院は今年も地域の皆様に身近な存在として地域医療を支えていくことを使命としています。今年も当院をよろしく願いします。

香川県済生会病院 院長 若林久男
2023年1月

理念

香川県済生会病院の理念

患者さまのために、地域のために、そして職員のために存在する病院

基本方針

  1. 思いやりを持って患者さまに尽くし、患者さまから信頼される病院となります
  2. 地域に根差し、地域の一員として認知、信頼される病院となります
  3. 高齢者医療、地域医療、がん医療、急性期医療、そして予防医療をリードする病院となります
  4. 常に変革を行い、またその能力を持つ病院となります
  5. 研究心、向上心を持ち、活力にあふれる病院となります
  6. 職員の働く環境の良い病院となります

患者さまの権利と責務

当院では、患者さまの以下の権利を尊重いたします。

  1. 安全で質の高い医療を公平に受けること
  2. 十分な説明と情報提供を受けること
  3. 説明を受けたのちに、検査や治療方針を選択すること、あるいは拒否すること
  4. 他の医療機関の医師にセカンドオピニオンを求めること
  5. 患者さま自身のプライバシー、個人情報について保護されること

また同時に以下の責務を患者さまにお願いいたします。

  1. 患者さま自身の健康に関する情報を正確に提供すること
  2. 医療従事者の説明を理解しようと努め、十分理解できるまで質問をし、納得して医療を受けること
  3. すべての患者さまが適切な医療を受けられるように、病院の規則を守ること
  4. 受けた医療等に関する医療費は、出来るだけ速やかにお支払いいただくこと

子どもの権利

理念

私たちはいつも何が子どもにとって一番大切かを考えて医療を提供します

子どもの権利

  1. 子どもは、安心できる環境のもと、思いやりのある最良の医療を受けることができます
  2. 子どもは、親や親に代わる人と一緒に過ごすことができます
  3. 子どもとその家族は、いつでもプライバシーが守られ、個人情報が保護されます
  4. 子どもとその家族は、病気のことや検査・治療について年齢や理解度に応じた十分な説明と情報提供を受けることができます
  5. 子どもとその家族は、医療について自由に意見し自ら医療を選択あるいは拒否することができます
  6. 子どもは自分で自分の健康について決めることができないとき、代わりに家族に決めてもらうことができます
  7. 子どもとその家族は、自分の診療記録の開示を求めることができます

なでしこ紋章の由来

初代総裁・伏見宮貞愛(ふしみのみやさだなる)親王殿下は、明治45年、済生会の事業の精神を、野に咲く撫子(なでしこ)に託して次のように歌をお詠みになりました。

霧にふす 末野の小草 いかにぞと あさ夕かかる わがこころかな
-野の果てで、霧に打たれてしおれるナデシコのように、生活に困窮し、社会の片隅で病んで伏している人はいないだろうか、いつも気にかかってしかたがない-

この歌にちなんで、いつの世にもその趣旨を忘れないようにと、撫子の花葉に露をあしらったものを、大正1年以来、済生会の紋章としています。

概要

名称 社会福祉法人恩賜財団済生会支部 香川県済生会病院
所在地 〒761-8076 香川県高松市多肥上町1331番地1
管理者 院長 若林 久男
病床数 198床【一般病棟98床、地域包括ケア病棟50床、療養病棟50床】
標榜診療科 内科、消化器内科、循環器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌・代謝内科、肝臓内科、膵臓・胆のう内科、腎臓内科、人工透析内科、膠原病・リウマチ内科、脳神経内科、外科、消化器外科、内視鏡外科、整形外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、眼科、麻酔科、リハビリテーション科、放射線科
受付時間 月~金曜日 8:30-11:30 13:30-16:00
休診日 土曜日、日曜日、祝日、年末年始
医療機関の指定等について(医療法に基づく表示)
  • 保険医療機関
  • 健康保険病院
  • 社会保険病院
  • 船員保険病院
  • 国民健康保険病院
  • 労災保険指定病院
  • 労災保険二次健診等給付病院
  • 臨床研修指定病院
  • 身体障害者福祉法指定医
  • 生活保護法指定病院
  • 結核予防法指定病院
  • 原子爆弾被爆者一般疾病医療取扱病院
  • 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
  • 救急病院
  • へき地医療拠点病院
  • 特定疾患治療研究事業指定医療機関
  • 小児慢性特定疾患治療研究事業指定医療機関
その他の指定等について
  • 生活保護法の規定による医療保護施設
  • 自動車損害賠償保険病院
  • 船員保険法の規定による船員の健康診断実施病院
救急医療
  • 病院輪番制病院(二次救急)
  • 救急指定
基本診療科の施設基準
  • 機能強化加算
  • 医療DX推進体制整備加算
  • 急性期一般入院料1
  • 療養病棟入院基本料1
  • 救急医療管理加算
  • 診療録管理体制加算2
  • 医師事務作業補助体制加算2(25対1)
  • 急性期看護補助体制加算(25対1/看護補助者5割以上)
  • 看護職員夜間配置加算
  • 療養環境加算
  • 重症者等療養環境特別加算
  • 療養病棟療養環境加算1
  • 医療安全対策加算1(地域連携加算)
  • 感染対策向上加算2(連携強化・サーベイランス強化・抗菌薬適正使用体制加算)
  • 患者サポート体制充実加算
  • 報告書管理体制加算
  • 術後疼痛管理チーム加算(術後疼痛)
  • 後発医薬品使用体制加算3
  • データ提出加算2
  • 入退院支援加算1(入院時支援加算・総合機能評価加算)
  • 認知症ケア加算2
  • せん妄ハイリスク患者ケア加算
  • 排尿自立支援加算
  • 小児入院医療管理料5
  • 入院時食事療養・入院時生活療養等
学会認定施設
  • 日本内科学会認定医制度教育関連病院
  • 日本消化器病学会指導施設
  • 日本消化管学会認定胃腸科指導施設
  • 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
  • 日本透析医学会専門医制度認定施設
  • 日本肝臓学会認定施設
  • 日本外科学会外科専門医制度修練施設
  • 日本整形外科学会専門医制度研修施設
  • 日本眼科学会専門医制度研修施設
  • 日本泌尿器科学会専門医教育施設
  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
  • 日本病理学会研修登録施設
  • 日本麻酔科学会麻酔科認定病院
  • 臨床研修病院(協力型)
関連施設
  • 特別養護老人ホームなでしこ香川
  • 瀬戸内海巡回診療船舶管理事務所

令和6年9月1日現在

沿革 

明治44年5月
恩賜財団済生会設立
明治44年5月
観音寺市に假施薬院発足
大正3年2月
活動は内務省から香川県知事に委嘱
昭和2年8月
島嶼部の巡回診療開始
昭和6年7月
済生会香川県支部発足
昭和18年4月
高松市桜町に診療所開設
昭和20年6月
(病床数25床)
昭和20年11月
病院に昇格
昭和26年8月
公的医療機関に指定される
昭和27年5月
社会福祉法人となる
昭和28年4月
病棟増築(木造平屋建)
昭和28年7月
(病床数61床)
昭和31年6月
病棟増改築(木造2階建)
昭和31年7月
(病床数107床)
昭和37年10月
瀬戸内海巡回診療船「済生丸」診療活動開始
昭和38年1月
(病床数141床)
昭和38年4月
本館増改築(管理・診療病棟、鉄筋コンクリート地下1階地上3階)
昭和46年3月
本館増築(病棟、鉄筋コンクリート4階)
昭和49年1月
本館増築(職員宿舎、鉄骨5階)
昭和51年6月
本館増改築 (管理・診療・病棟、看護師寄宿舎、鉄筋コンクリート地下1階地上6階)
昭和55年4月
(病床数170床)
昭和63年10月
(病床数200床)
平成元年11月
検査棟、管理棟新築(鉄筋コンクリート4階建)
平成6年4月
(病床数198床)
平成11年7月
本館5階改修、人工透析室拡充
平成11年12月
訪問看護ステーションなでしこ開設
平成12年2月
指定居宅介護支援事業所なでしこ開設
平成16年4月
高松市多肥上町に新病院移転(病床数198床)
(鉄筋コンクリート地下1階、地上7階建)
(敷地面積9,148.47平方メートル、延床面積12,726.40平方メートル)
院内保育施設(定員30人)及び職員宿舎(7室)整備
(敷地面積532.43平方メートル、延床面積460.00平方メートル)
平成17年10月
特別養護老人ホームなでしこ香川(ユニット型)開設
(定員:特養50人、ショート10人、デイサービス30人)
(鉄筋コンクリート4階建)
(敷地面積8,992.58平方メートル、延床面積4,658.78平方メートル)
平成19年1月
香川医療福祉センター設置
平成26年12月
職員駐車場整備(敷地面積2,444平方メートル、84台分)
平成27年12月
病院機能評価認定
平成30年5月
入退院支援センター開設
令和元年6月
地域包括ケア病棟開設

宗教的輸血拒否に関する当院の基本方針

当院では、宗教的輸血拒否を希望される患者さまについては以下を基本方針とします。

  1. 当院では、輸血を拒否する患者さまに対しては、できるだけ無輸血での治療を真摯に追及することを原則としますが、輸血なしでは生命の維持が困難となった場合には輸血を行う(相対的無輸血)方針です。すなわち「絶対的無輸血の拒否」を基本方針としています。
  2. 「宗教的理由による輸血拒否」は患者さまの権利としてあくまでも尊重し、輸血以外の治療手段の提供に努力します。ただしこの場合も、輸血を行う可能性がある場合には相対的無輸血の了承を前提として治療を開始いたします。
  3. この方針が受け入れられない患者さまには転院をお勧めします。
  4. 以上の立場から、患者さまご本人やご家族から提出された「輸血謝絶兼免責証明書」は受け取りません。
  5. 上記の立場についてはホームページ上で公開いたします。

施設基準

医療機関の指定等について
(医療法に基づく表示)

  • 保険医療機関
  • 健康保険病院
  • 社会保険病院
  • 船員保険病院
  • 国民健康保険病院
  • 労災保険指定病院
  • 労災保険二次健診等給付病院
  • 臨床研修指定病院
  • 身体障害者福祉法指定医
  • 生活保護法指定病院
  • 結核予防法指定病院
  • 原子爆弾被爆者一般疾病医療取扱病院
  • 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
  • 救急病院
  • へき地医療拠点病院
  • 特定疾患治療研究事業指定医療機関
  • 小児慢性特定疾患治療研究事業指定医療機関

その他の指定等について

  • 生活保護法の規定による医療保護施設
  • 自動車損害賠償保険病院
  • 船員保険法の規定による船員の健康診断実施病院

厚生労働大臣が定める施設基準について

当院は、つぎの施設基準について四国厚生支局長に届け出を行い、受理されている保険医療機関です。
また、平成28年4月1日から厚生労働省の指定を受け、入院費の算定に当たり、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定する「DPC対象病院」となっております。

基本診療料の施設基準

  • 機能強化加算
  • 医療DX推進体制加算
  • 急性期一般入院料1
  • 療養病棟入院基本料1
  • 在宅復帰機能強化加算
  • 経腸栄養管理加算
  • 看護補助体制充実加算3
  • 救急医療管理加算
  • 診療録管理体制加算2
  • 医師事務作業補助体制加算2(25対1)
  • 急性期看護補助体制加算25対1(看護補助者5割以上)
  • 看護補助体制充実加算2
  • 看護職員夜間配置加算16対1
  • 療養環境加算
  • 重症者等療養環境特別加算
  • 療養病棟環境加算1
  • 医療安全対策加算1
  • 医療安全対策地域連携加算1
  • 感染対策向上加算2
  • 連携強化加算
  • サーベイランス強化加算
  • 抗菌薬適正使用体制加算
  • 患者サポート体制充実加算
  • 報告書管理体制加算
  • 術後疼痛管理チーム加算
  • 後発医薬品使用体制加算3
  • データ提出加算2
  • 入退院支援加算1
  • 入院時支援加算
  • 総合機能評価加算
  • 認知症ケア加算2
  • せん妄ハイリスク患者ケア加算
  • 排尿自立支援加算
  • 小児入院医療管理料5
  • 看護職員配置加算

特掲診療料

  • がん性疼痛緩和指導管理料
  • がん患者指導管理料イ・ロ
  • 二次性骨折予防継続管理料1・2・3
  • 夜間休日救急搬送医学管理料
  • 救急搬送看護体制加算1
  • 外来腫瘍化学療法診療料1
  • 開放型病院共同指導料
  • がん治療連携指導料
  • 外来排尿自立指導料
  • 肝炎インターフェロン治療計画料
  • 薬剤管理指導料
  • 検査・画像情報提供加算
  • 電子的診療情報評価料
  • 医療機器安全管理料1
  • 在宅療養支援病院3
  • 在宅時医学総合管理料・施設入居時等医学総合管理料
  • 検体検査管理加算Ⅰ・Ⅱ
  • 神経学的検査
  • コンタクトレンズ検査料1
  • 小児食物アレルギー負荷検査
  • 画像診断管理加算2
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 冠動脈CT撮影加算
  • 心臓MRI撮影加算
  • 外来化学療法加算1
  • 無菌製剤処理料
  • 心大血管疾患リハビリテーション料Ⅱ
  • 脳血管疾患等リハビリテーション科Ⅰ
    • 初期加算及び急性期リハビリテーション加算
  • 運動器リハビリテーション料Ⅰ
    • 初期加算及び急性期リハビリテーション加算
  • 人工腎臓
  • 導入期加算1
  • 透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算
  • 緊急整復固定加算及び緊急挿入加算
  • 緑内障手術(流出路再建術(眼内法)及び水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術
  • 穿瘻閉
  • ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術(電池交換を含む)
  • 体外衝撃波胆石破砕術
  • 体外衝撃波膵石破砕術
  • 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
  • 腹腔鏡下仙骨膣固定術
  • 医科点数表第2章第10部手術の通則16号に掲げる手術(胃瘻造設術)
  • 輸血管理料Ⅱ
  • 輸血適正使用加算
  • 人工肛門・人工膀胱造設術前処置
  • 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
  • 麻酔管理料Ⅰ
  • 看護職員処遇改善評価料
  • 外来・在宅ベースアップ評価料
  • 入院ベースアップ評価料

入院基本料について

当院は、四国厚生支局長に届け出を行い、次の施設基準等の基準による看護を行っています。

  • 一般病棟入院基本料7対1入院基本料の基準による看護配置(曜日・時間帯による傾斜あり)
    1日に看護を行う看護職員の数が常時入院患者7人に対して1人以上勤務
    看護職員のうち7割以上が看護師、常時入院患者50人に対して1人以上の看護補助者を配置
  • 療養病棟入院基本料1入院基本料の基準による看護配置(曜日・時間帯による傾斜あり)
    1日に看護を行う看護職員の数が常時入院患者20人に対して1人以上勤務
    看護職員のうち2割以上が看護師、常時入院患者20人に対して1人以上の看護補助者を配置

なお、病棟、時間帯、休日などで看護職員の配置が異なりますので実際の看護配置につきましては、各病棟のナースステーション前の掲示板をご覧ください。

入院期間が180日を超えた場合の
選定療養費について

同一疾病又は負傷により当該保険医療期間(他の保険医療期間を含む)に、通算して180日を超える期間の入院(一般病棟)には、入院料の基本点数の15%を実費にて費用徴収することになります。なお、疾病又は負傷の状態、処置・治療の内容により対象とならない場合があります。

急性期一般入院料1 1日当り 2,728円(税込)

食事について

当院は、厚生労働大臣の定める入院時食事療養/生活療養(Ⅰ)の基準について四国厚生支局長に届出を行い受理されている保険医療機関です。管理栄養士又は栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温(保温保冷配膳車による配達)にて提供しています。

  1. 入院時食事療養費(Ⅰ)
    当院は管理栄養士により、患者様の疾病・病状・年齢等に適切な栄養量及び内容の食事療養を行っております。
  2. 選択メニュー
    当院では予め定められた日に、患者様に対して提示した複数のメニューからお好みの食事を選択することができます。詳しくは入院時にご確認ください。
  3. 特別食加算
    治療食の提供(腎臓病・肝臓病・糖尿病など)をしています。
  4. 食堂における食事の提供をしています。

付添看護について

当院では、患者さまの負担による付添看護は、行っていません。
ただし、患者さまの病状等により、医師の許可を得て家族の方が付添うことは差し支えありません。

特別の療養環境の提供について

当院は、下記の特別の療養環境を提案しています。(令和6年11月1日~変更)

個室名称(設備) 料金(1日当り・税込)
(3階・4階・5階)
料金(1日当り・税込)
(6階)
特別室
(トイレ・ロッカー・バス)
8,800円 8,800円
個室A
(トイレ・ロッカー・シャワー)
6,600円 5,500円
個室B
(トイレ・ロッカー)
5,500円 -
個室C
(トイレ・ロッカー)
4,400円 3,300円
二人部屋(4階・5階)
(トイレ・ロッカー)
3,300円 -
三人部屋(4階のみ)
(ロッカー)
1,980円 -
四人部屋(内:3床 3階・5階)
(ロッカー)
1,980円 -

診療案内

午前 午後
診療受付時間 平日 8:30~11:30 1:30~4:00
診療時間 平日 9:00~12:30 2:00~5:00
休診日 土曜日・日曜日・祝祭日
(但し、急患についてはお問い合わせ下さい。)

医療相談について

療養中の心配ごとや診療費でお困りの方は、相談窓口にお申し出下さい。
当院では、患者相談窓口を設置しております。相談をご希望の方は、総合受付までお申し出下さい。

相談時間……月曜日から金曜日 午前8:30~午後12:30 午後1:30~午後5:00
相談担当者……専任看護師

保険外負担について

当院では、以下の項目について、その使用量、利用回数に応じた実費の負担をお願いしています。項目別の費用の詳細、また、下記以外にも別途費用を求める場合がありますので、当院1階「総合受付」にてご相談ください。

  1. 日常生活上のサービスに係る費用
    病衣貸与代(手術、検査等を行う場合の病院貸与を除く。)等
  2. 公的保険給付とは関係のない文書の発行に係る費用
    各種の証明書代(例)産業医が主治医に依頼する職場復帰等に関する意見書、生命保険等に必要な診断書等の作成代等
    診療録の開示手数料(閲覧、写しの交付等に係る手数料)等
  3. 診療報酬点数表上実費徴収が可能なものとして明記されている費用
    在宅医療に係る交通費等
  4. 医療行為ではあるが治療中の疾病又は負傷に対するものではないものに係る費用
    各種の予防接種等 (例)インフルエンザの予防接種
項目 単位 単位
診断書及び証明書 年金申請・身体障害者手続き等の診断書 1通につき 5,500円
保険会社提出の診断書 5,500円
当院所定の様式の診断書(保険会社提出用) 5,500円
当院所定の様式の診断書(その他) 2,200円
領収証明書・通院日証明書 1,100円
おむつの証明書 2,200円
医療費支給申請書(乳児・障害・ひとり親)
診療明細書(再発行)
110円
面談料(患者さまおよび患者家族) 1回につき 3,300円
面談料(保険会社) 11,000円
二人部屋(トイレ、ロッカー)(5階のみ) 3,300円
貸出品 付添い布団
※1週間経過した場合、その後1日につき220円発生します。ご了承ください。
1週間以内一律 1,540円
付添いベッド 1日につき 66円
診療記録開示手数料 診療記録等コピー 1枚につき 22円
開示手数料 1回につき 1,100円
エックス線フイルムコピー 1枚につき 1,100円

機能強化加算に関する事項

当院は「かかりつけ医」として、必要に応じて次のような取組を行っております。

  • 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関する相談に応じます。必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。
  • 保健・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
  • 夜間・休日の問い合わせへの対応を行っております。
  • 受診している他の医療機関や処方されているお薬を伺い、必要なお薬の管理を行います。
  • ※厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報提供制度」のページで、地域の医療機関が検索できます。

医療情報取得加算

当院は、診療情報を取得する体制として、オンライン資格確認システムを利用し、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証によるオンライン資格確認の利用にご理解とご協力をお願いいたします。

医療DX推進体制加算に関する事項

当院は医療DXを推進し、質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。

  • オンライン請求を行っております。
  • 電子資格確認を利用して取得した診療情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報)を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております。
  • 電子処方せんを発行する体制を今後導入するための準備を進めております。
  • 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については、今後導入するための準備を進めております。
  • マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声がけ・ポスター掲示を行っております

明細書発行体制等加算に関する事項

当院では平成24年1月より、医療の透明化や診療を受けられる方への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行と同時に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を患者様に無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない患者様におかれましても、明細書を原則無料で発行しております。
明細書には使用した薬剤、検査等の名称など患者様の大切な個人情報を記載しております。その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にその旨をお申し出ください。

  • ※入院診療費にかかる明細書につきましては、入院診療費をお知らせする際、あわせてお渡しいたします。

後発医薬品使用体制加算に関する事項

当院では従来から医療費抑制の一環として、厚生労働省がすすめている後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用し、後発医薬品使用体制加算の届出を行っています。
当院で採用している後発医薬品(ジェネリック医薬品)においては、先発医薬品の効果及び品質の同等性、患者様への安定供給等を総合的に評価し採用しております。
現在、一部の医薬品について十分な供給が厳しい状況が続いています。後発品の供給不足等が発生した場合に、治療計画の見直し等、適切な対応ができる体制を当院では整備しております。なお、状況によっては、患者様へ投与する医薬品が変更となる場合があります。投与する薬剤を変更する際はご説明させていただきます。
変更にあたって、ご不明な点やご心配なことがございましたら、当院職員までご相談ください。ご理解ご協力をお願いいたします。

外来腫瘍化学療法診療料1に関する事項

  • 当院では化学療法に携わる医師、看護師、薬剤師等で構成される委員会において、実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を定期的に開催しています。
  • 緊急時、外来化学療法を実施している患者様が受診・入院できる体制を確保しています。
  • 医師、看護師又は薬剤師が院内に常時1人以上配置されており、外来化学療法を実施している患者さんからの電話等による緊急の相談等に24時間対応できる体制を整備しています。

コンタクトレンズ検査料に関する事項

コンタクトレンズ診療費に関するお知らせ

  1. 初診料及び再診料
    コンタクトレンズの装用を目的としている方で、当院を初めて受診した方は初診料288点を、当院で過去にコンタクトレンズ検査料を算定したことがある方は再診料73点を算定いたします。
  2. コンタクトレンズ検査料1
    コンタクトレンズの装用を目的に眼科的検査を行った場合は200点を算定いたします。
  • 厚生労働省が定める疾病の治療によっては、上記のコンタクトレンズ検査料ではなく、眼科的検査料で算定する場合があります。
  • 上記につき、ご不明な点はご相談ください。

コンタクトレンズの診療を行う医師の名前:杉田 江妙子
眼科診療経験:厚生労働省の施設基準に定める経験を有しています。

敷地内全面禁煙について

当院では屋内外を問わず、「病院敷地内全面禁煙」となっておりますのでご理解とご協力をお願いします。

一般名処方加算に関する事項

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした「一般名処方、一般的な名称」により処方箋を発行する場合があります。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が供給しやすくないます。
一般名処方について、ご不明な点がございましたら、当院職員までご相談ください。
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

一般名処方とは

お薬の「商品名」ではなく「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。

医科点数表第2章第10部手術通則第5号
及び第6号に掲げる手術の年間件数

(R5年1月~R5年12月)
黄斑下手術等眼筋移動術 含む1件
肺悪性腫瘍手術等0件
経皮的カテーテル心筋焼却術0件
靭帯断裂形成手術等関節鏡下含む/観血的関節授動術含む31件
尿道形成手術等膀胱悪性腫瘍手術を含む25件
肝切除術等2件
子宮附属器悪性腫瘍手術等腟閉鎖術含む0件
母指化手術等0件
食道切除再建術等食道裂孔ヘルニア術含む0件
人工関節置換術289件
ペースメーカー移植術及び
ペースメーカー交換術(電池交換を含む)
0件
経皮的冠動脈形成術0件
・急性心筋梗塞に対するもの0件
・不安定狭心症に対するもの0件
・その他のもの0件
経皮的冠動脈ステント留置術0件
・急性心筋梗塞に対するもの0件
・不安定狭心症に対するもの0件
・その他のもの0件
腹腔鏡下食道アカラシア形成手術0件
腹腔鏡下ヘルニア手術5件
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)20件
腹腔鏡下試験開腹術0件
腹腔鏡下試験切除術0件
腹腔鏡下汎発性腹膜炎手術1件
腹腔鏡下大網、腸間膜、後腹膜腫瘍摘出術0件
腹腔鏡下胃、十二指腸潰瘍穿孔縫合術0件
腹腔鏡下胃局所切除術3件
腹腔鏡下胃切除術4件
腹腔鏡下噴門側胃切除術0件
腹腔鏡下胃全摘術0件
腹腔鏡下胃腸吻合術0件
腹腔鏡下胆嚢摘出術64件
腹腔鏡下肝嚢胞切開術0件
腹腔鏡下脾摘出術0件
腹腔鏡下腸管癒着剥離術3件
腹腔鏡下小腸切除術0件
腹腔鏡下虫垂切除術14件
腹腔鏡下結腸切除術2件
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術10件
腹腔鏡下人工肛門造設術10件
腹腔鏡下腸瘻0件
腹腔鏡下直腸切除・切断術6件
腹腔鏡下直腸脱手術0件
腹腔鏡下副腎摘出術0件
腹腔鏡下副腎髄質腫瘍摘出術0件
腹腔鏡下副腎悪性腫瘍手術0件
腹腔鏡下腎部分切除術0件
腹腔鏡下腎嚢胞切除縮小術0件
腹腔鏡下腎嚢胞切除術0件
腹腔鏡下腎摘出術0件
腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術5件
腹腔鏡下腎盂形成手術0件
腹腔鏡下膀胱脱手術0件
腹腔鏡下尿膜管摘出術0件
腹腔鏡下内精巣静脈結紮術0件
腹腔鏡下腹腔内停留精巣陰嚢内固定術0件
腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術腹腔鏡下腟式子宮全摘術0件
子宮附属器癒着剥離術(両側)
※子宮附属器腫瘍摘出術 ※性腺摘出術
0件

協力対象施設入所者入院加算について

当院では、協力対象施設入所者入院加算の届出を行っております。
以下の介護保険施設の協力医療機関として、当該介護保険施設から24時間連絡を受ける体制をとっております。また、緊急時には入院できる病床を確保させていただいております。
また、当該介護保険施設と入所者の診療情報及び緊急時の対応方針等の共有を図るために、月1回程度の頻度でカンファレンスを実施しております。