健診・人間ドックの重要性
コロナ禍で受診を控えていませんか?
病気の発生には生活習慣・環境・遺伝など様々な因子が関係しています。
なかには、初期の段階では症状が表れず気付いたときには病気が進行していたということもあります。
定期的な健康診断と人間ドックを受け、病気の予防、早期発見・治療につなげましょう。
「健診」と「検診」、「人間ドック」の違い
■健診
健康診断の略で健康状態を確認することが目的
例)生活習慣病予防健診、乳幼児健診、会社や学校健診など
■検診
特定の病気を早期に発見し治療することを目的にした検査
例)がん検診、歯科検診など
■人間ドック
病気の予防や早期発見のために全身を対象に行う検査
健診の項目に眼圧・眼底検査、胃レントゲン(胃内視鏡)、腹部エコー検査などが加わります。
家族や身内に多い病気があったり不安な要素がある方は、オプション検査を追加するとより詳しく調べることができます。
人間ドックは検査項目が多いので、詳細に身体の中を検査することが可能になり、健診だけでは分からない病気を発見することができます。そして、結果が届いたらきちんと確認することが大事です。
定期的に受診しましょう
コロナ禍で医療機関の受診控えが増え、がんの発見数が大幅に減少し、早期発見できる病気が見逃されている心配があります。また、自粛生活が続き生活リズムが変化し、3人に1人は体重増加を実感しているとの報告があります(日本生活習慣病予防協会出展)。今後、新型コロナウイルス感染拡大後の生活習慣病の増加が予想されています。自身の身体を大切にするためにも、まずは健診・人間ドックを受診することで健康生活を始めましょう。
香川県済生会病院 健康診断・人間ドックページ